今回の温泉は和歌山県那智勝浦町にある『勝浦温泉 ホテル浦島』です。伊勢湾の方から行きましたので、国道23号線と国道42号線をひたすら南下しました。当時は紀勢自動車道の無料区間が工事中でしたので、下道(バイパスではない道)で向かいました。途中の道の駅で寒い中1泊の車中泊になりました。今はバイパスが通っているので、ホテル浦島までのアクセスは向上したと思います。

ここの温泉(ホテル)には車では行けません。船を使っていきます。指定の駐車場に車を置き、シャトルバスで船に向かい乗船します。もちろんシャトルバスも船も無料です。と言っても、常連客になると車で入れると知人が言ってましたし、知人も特別に車で行っていました。

10~15分間隔で船が出ています。年末の冬休みシーズンってこともあり、船の中はいっぱいでした。(ほとんどは泊り客だと思います。)で、ホテルに到着したら、入り口の自動ドアのところにミカンが置いてあり、自由に何個でも食べてOKというサービスがありました。食い意地が張ってるポン助は両手でミカンを頬張りお代わりまでしました。

利用料は、大人1000円、子供500円と若干高いのですが、それだけの価値はあります。(年末は料金が2倍になっていましたので、その前に駆け込みで入りました。)海に面した場所では珍しく、硫化水素型の温泉なので、温泉特有の硫黄臭がプンプンする良質の温泉です。硫黄臭好きにはたまらない温泉ですね。

このホテルは、温泉施設がたくさんあり、敷地も広いので、あちこちの温泉に入ろうとすると迷子になります。と言っても、とても回り切れないほど温泉施設があります。この温泉の売りは何と言っても『洞窟温泉』です。洞窟をくり抜いて作った露天風呂から太平洋の大絶景を一望できます。ここは泉質よし、景色よしなので、みなさんもぜひ行ってみてください。個人的にここは、日帰りより宿泊をお勧めします。  

『勝浦温泉 ホテル浦島』に宿泊して、ここを起点として和歌山の観光地を回るのもいいかもしれませんね。日帰りだと温泉だけで日が暮れてしまいますよ。
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借りものですが洞窟は神秘的ですね。
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こちらも借りものですが洞窟から海も見えます。

あと、同じく船で行く「ホテル中の島」もあります。こちらは今回は行っていませんが、こちらも海が見える露天風呂があり、なかなかの絶景とのことです。和歌山県はポン助の本拠地から遠いため、アクセスの絡みもありなかなか赴くことができませんが、次回は「ホテル中の島」にも行きたいと思っています。