みなさんそばは好きですか?

そばは健康食品としても知られており、必須アミノ酸やビタミンB1やB2,ルチンやコリンといった成分が含まれています。

必須アミノ酸は、人体で作られないため、食物によって摂取する必要があります。

ビタミンB1やB2は疲労回復したり、皮膚や粘膜の状態を健康に保つ働きがあります。

ルチンは血管を丈夫(弾力を与える)にして、血液をサラサラにし、高血圧を予防したり改善したりします。

コリンは肝臓の働きを助ける作用があります。

と言ったようにいいところばかり目立ちますが、これはそばの原材料がほとんど「そば粉」を使ていた場合の話になります。

そばには、つなぎを一切使わない「十割そば」や、つなぎとして小麦粉を2割混ぜた「二八そば」などがあります。この場合はそばの健康効果の恩恵を受けることができると思われます。

しかし法律上、ほとんどを小麦粉で、申し訳ない程度のそば粉を入れた「そばまがい」でもそばと表記できます。具体的には生めんと乾めんで違いますが、乾めんの場合はそば粉が1割未満でもそばと表記できます。

生めんは不当景品類及び不当表示防止法の「生めん類の表示に関する公正競争規約」で、そば粉が3割以上の製品について「そば」と表記することができます。逆を言えば、7割が小麦粉でも「そば」と表記することができるのです。

なのでそばには「いいそば」と「悪いそば(語弊がありますが)」があります。見分け方ですが、パッケージには原材料が書かれており、使用量が多い順に表記することが決められていますので、そば粉と小麦粉の割合を推測することができます。

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例えばこのそばですが、原材料がそば粉と清酒だけですので、十割そばになります。なので健康効果の恩恵は一番受けますが、そば粉は高いので値段も高くなります。

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このそばの原材料の順番は、そば粉・小麦粉・山芋・清酒となっており、そば粉の割合が一番高くなっています。具体的にそば粉何割とまでは表記していませんが、まともなそばになります。小麦粉が入っている分値段は十割そばよりは安いです。

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このそばの原材料の順番は、小麦粉・そば粉・小麦たん白となっています。なので一番多いのは小麦粉なんです。法律上は「そば」として表記できますので、違法ではありませんが、これをそばと呼べるかは疑問が付きます。しかし小麦粉の割合が高いので、低価格で食べられるというメリットはあります。

乾めんは、日本農林規格(JAS)法の「乾めん類の品質表示基準」に沿って表記されます。しかし配合割合によっての基準がないため、そば粉1%、小麦粉99%でも「そば」と表記できます。これは実質そばではないですよね?はっきり言って灰色のうどんといっていいでしょう。

※ただし、そば粉の割合が3割未満の場合、配合割合を表記することが義務づけられていて、「そば粉2割」「そば粉20%」などの表示がされています。しかしそば粉の割合が10%未満の場合は「そば粉1割未満」「そば粉10%未満」の表記になります。

お店で生めんや乾めんのそばを買うときには、パッケージの原材料の順番からお気に入りのそばを買えばいいのですが、外食になると、そば粉が多いそばなのか、小麦粉の多いそばなのか見分けがつきません。こだわりのお店で「十割そば」などとうたっているお店ならいいですが、チェーン店などでは、価格を抑えるためほとんどは小麦粉のそばを使ていると思われます。

なので外食でそばかうどんか迷って、健康の事を考えてそばを注文しても、中身は灰色のうどんだったと言うこともありますので参考にしてください。