ポン助の雑談ブログ

興味を持ったことをまとめました。

お金

さてさて、今日は日本の硬貨の材料と、回収された硬貨の行方見ていきましょう。
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硬貨の材料

・1円・・・・・アルミニウム100%

・5円・・・・・黄銅(銅60~70%、亜鉛30~40%の合金) 5円硬貨だけ成分に幅があるのは、戦後に5円硬貨を作るときに、砲弾の薬きょうをリサイクルして作ったからと言われています。造幣局の地金の売り払いの情報によると、銅62%、亜鉛38%となっています。

・10円・・・・青銅(銅95%、亜鉛3~4%、スズ1~2%)造幣局の地金の売り払いの情報によると、銅95%、亜鉛4%、スズ1%となっています。

・50円・・・・白銅(銅75%、ニッケル25%)

・100円・・・白銅(銅75%、ニッケル25%)

・500円・・・ニッケル黄銅(銅72%、亜鉛20%、ニッケル8%)

以上が硬貨の材料になります。

硬貨も年数が経てばすり減ったり、摩耗したり、汚れが付いてきますので、一般銀行から日本銀行を通して回収され、造幣局に戻されます。

回収された硬貨は、材料別に分けられて再び硬貨として再利用されています。その他は、財務省の一般競争入札で地金として競売に出されます。私が今まで見たのは、1円のアルミニウムと10円の青銅、50円・100円の白銅だけです。(5円の黄銅・500円のニッケル黄銅については見たことありません。全量を硬貨の材料としてリサイクルされているのでしょうか?)
財務省の地金の売り払いで、令和元年度4回目(令和2年3月5日入札)で黄銅50トン(94塊)の地金の売り払いが行われます。

落札されたアルミニウムはアルミ製品に、青銅はブロンズ像などに、白銅は船舶のプロペラなどにリサイクルされているそうです。

皆さんの身近なところにもリサイクルされた硬貨が使われているかもしれませんね。

※硬貨は金属でできていますので、もし今後日本が戦争に巻き込まれた時などは備蓄金属として大いに利用することができます。

2024年の新紙発表と同時に、500円硬貨のデザインと材質の変更と発表がありました。新500円硬貨は2021年(令和3年)に登場する予定です。バイカラークラッドと呼ばれる技術を使って、3種類の異種金属をはめ込み1つにします。

この技術は、地方自治記念硬貨・天皇陛下在位30年記念硬貨など、500円記念硬貨に使われています。
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銅を白銅で挟み、ニッケル黄銅にはめ込んで1つにします。

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新500円硬貨のイメージ。

材料ですが、銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5%に変更になります。
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みなさんこんにちは。みなさんは2000円札は知っていますか?



前回2000円札の両替について紹介しましたが、今回は世の中の2000円札がどこにあるのか紹介したいと思います。
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もう何年も2000円札を見ていない人が多いので、世の中に2000円札はあまりないだろうと思っている方、半分正解です。でも半分は不正解です。最近の小中学生では2000円札の存在を知らない人もいるとも聞きます。レジで2000円札を出したら偽札と間違えられて通報されたとかいう笑い話も聞きます。ではどこにあると思いますか?それはですね

①日本銀行の金庫
ここには新札を含め、大量に眠っています。中には18年眠っている新札もあると思います(適当ですが・・・)

②一般銀行(信金)の金庫
ここにも眠っています。銀行はお金を取り扱うのが本業です。「2000円札は取り扱っていません」ということはありません。みなさんもどんどん両替して流通させましょう。みなさんが両替して在庫がなくなると、銀行は日本銀行から取り寄せます。

※先日メガバンクに行ったところ、新札への両替を拒否されてしまいました。理由として、現在2000円札はほとんど流通しておらず、新券の発行がないため取り寄せることができないとのこと
でも私は知っています。確かに新券の製造はしていませんが、日本銀行の金庫の中には大量の新券が眠っていることを。
そこで日本銀行に真意を確かめるために恐る恐るメールで問い合わせをしました。その結果、やはり思った通り、製造はしていませんが、金融機関から依頼があればいつでも新券を用意できるとのこと。私が行ったメガバンクでは、経費削減のためなのか流通しない2000円札を意図的に用意していなかったことが分かりました。(2018年3月追加)

③外国の銀行
①②は大体の人は知っていると思いますが、③は知らない人が多いと思います。日本に来る外国人の方が、本国で日本円に両替してから来日する時、財布にたっぷり2000円札が入っています。
実際とある観光地で、外国人観光客の財布の中をチラ見するときがあって、チラ見したら何十枚も入ってました。

日本銀行は日本では不人気の2000円札を外国の銀行に押し付けているようですね。それと、やはり外国では2のつくお金が一般的というのと、5000円以上の高額紙幣を持ち歩きたくないというところから、2000円札はちょうどいいのかもしれませんね。みなさんが外国の銀行で日本円に両替したら、2000円札が混じってくるかもしれませんね。

④沖縄県
沖縄県では市中に流通する2000円札の大半が流通していると言われています。47の都道府県があるのに大半の2000円札が沖縄で流通していることがすごいことですよね。


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  みなさんこんにちは。みなさんは2000円札は知っていますか?もちろん知っている人も知らない人もいるかと思います。中には何年も見ていないという方もいると思いますし、お年玉シーズンしか見ないという人もいると思います。お年玉には2000円札は便利ですよね。1000円では少ないですし、5000円では多いですし、2000円がちょうどいいですね。


  さて、2000円札の流通枚数は、今は発行していない500円札よりも少ないといわれています。お釣りでもらうことはまずありませんし、2000円札の両替方法をご紹介したいと思います。
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①銀行(信金)で両替する
これは一般的です。しかし両替機では取り扱っておらず、窓口での両替となることが多いです。また、平日の15時までに両替しないといけない制約があります。しかし新札が手に入る可能性が高いです。

※先日メガバンクに行ったところ、新札への両替を拒否されてしまいました。理由として、現在2000円札はほとんど流通しておらず、新券の発行がないため取り寄せることができないとのこと
でも私は知っています。確かに新券の製造はしていませんが、日本銀行の金庫の中には大量の新券が眠っていることを。

そこで日本銀行に真意を確かめるために恐る恐るメールで問い合わせをしました。その結果、やはり思った通り、製造はしていませんが、金融機関から依頼があればいつでも新券を用意できるとのこと。私が行ったメガバンクでは、経費削減のためなのか流通しない2000円札を意図的に用意していなかったことが分かりました。(2018年3月追加)

②郵便局で両替する
郵便局では両替業務は行っておらず、サービスで両替してくれることが多いです。特に都市部の銀行ですと、2000円札の在庫があることが多く、両替してくれる場合が多いです。その反面、地方の郵便局では在庫がなく、断られることがあります。

③お釣りでもらう
10000円札、5000円札で買い物してお釣りをもらう。これはまず不可能です。お店によって2000円札はお釣りに出さないと決めているところもあり、そもそも2000円札を使う人がいません。
※鉄道系の券売機では2000円札を排出する機能を持ったものがあり、一部の2000円札マニアが2000円札チャージや定期券購入等で使用されたものがお釣りとして出てくる場合があります。

④沖縄に行く
沖縄の銀行では、2000円札を指定して出勤するATMもあります。お釣りでも2000円札が混じってくることもあります。しかし費用対効果が・・・お任せします。


  以上のような方法がありますが、やはり時間が許せば①が正当な方法だと思います。私は、会社を有給で休む時に、ついでに2000円札をまとめて何十枚と両替します。みなさんもぜひ2000円札を両替して、世の中に流通させましょう!!!
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 みなさんこんにちは。今回はお札の原料と、廃棄されたお札の行方について紹介したいと思います。
 まずみなさん、日本のお札は丈夫だと思いませんか?それもそのはず、日本のお札は「和紙」でできているからです。さらに和紙の原料ですが、「ミツマタ」「マニラ麻」を使用しています。もちろんこの二つの原料の混合比率は機密ですので私にもわかりません。
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 ミツマタですが、以前は国内産のものが多く使われていましたが、ミツマタを出荷するまでが相当大変な作業で、高齢化や後継者不足でほとんどが輸入になってしまいました。以前は島根、岡山、高知、徳島、愛媛、山口で「局納みつまた」として日本銀行に収められていましたが、今はごくわずかになっています。それに現在はほとんどが徳島になっているようです。2014年度の納入はわずか7.5トンにまで減ってしまいました。日本銀行も、国内産ミツマタの回復に力を入れていますが、手間暇と納入価格の関係で難しいですね。

 そこで今はネパールと中国から大半を輸入しています。しかしネパールでは以前の大地震でかなり供給が危なくなっているようですし、中国は今後の日中関係から中国一辺倒ではリスクが高いですね。

 さて、次に古くなったお札の行方ですが、市中から各銀行に集められたお札は、各日本銀行に集められ、鑑査されます。鑑査とは、まだ使えるお札と、廃棄するお札とに分ける工程です。そこで廃棄されるお札の行方です。

①各自治体の焼却場で燃やされる
この量が一番多いです。もったいないですが・・・
最近ではごみ発電も増えていますので、間接的に固形燃料となっているとも言えます。

②ボード、トイレットペーパー、封筒にリサイクル
お札は水に溶けにくいのでリサイクルが難しいのですが、最近の技術革新でだんだんリサイクルが可能になってきました。そこでとある企業が確立したリサイクル技術で銀行の封筒に利用しているところもあります。

③固形燃料
固形燃料として、発電に利用します。①みたいにただ燃やすよりは立派なリサイクルです。


その他にも、団扇だったり、おもちゃだったりにもなりますが、①~③が主な行方になります。1年間に相当な量のお札が入れ替わっているので、なんだかもったいない気がしますね?

現行のお札も2024年上半期に新デザインの紙幣に変わるという発表がありました。下記は発表されたイメージされた新紙幣

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1000円札は野口英世から北里柴三郎

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5000円札は樋口一葉から津田梅子

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10000円札は福沢諭吉から渋沢英一にバトンタッチされます。

新紙幣が登場すると旧札は回収され、リサイクルされるか焼却処理されます。
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レジで小銭をジャラジャラ出すのって面倒ですよね?なのでお札を出せばどんどん小銭が溜まっていきます。それで小銭を使おうとするが、レジの後ろで並んでいる人の冷たい視線に負けてまたついついお札で買い物して小銭が溜まっていく。皆さんもこのような経験ありませんか?

皆さんに朗報です。これからレジでどんどんお札で支払ってください。そこで今回は小銭の処理方法について紹介します。

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皆さんは銀行(信用金庫)や郵便局のATMに行きますか?答えは簡単です。そのATMにぶち込めば終わりです。
ただしコンビニやスーパーのATMは小銭使用不可が多いためダメですので、店舗のATMに行ってください。

銀行のATMでは、平日であれば開店から18時ぐらいまで小銭が使用できると思います。(18時以降は使用できないかも、その場合は諦めてください。)銀行のATMの場合、機械にもよりますが、だいたい100枚~300枚は一度に小銭が投入できます。投入口も広いですので、ひたすらATMの小銭入れに詰め込みましょう。
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郵便局の場合、土日も小銭を使用できるATMが多いため非常に便利になります。なので個人的には郵便局がおススメになります。ただし郵便局の場合は投入口が狭く、一度に2枚~3枚しか入らないタイプが多いので、少々慣れが必要です。

最近の郵便局の最新のATMは、小銭を大量投入しても処理するスピードが早いため待ち時間が少なくて済みます。旧タイプの場合は小銭をカウントして入金処理した後の処理時間が長いため、後ろに並んでいる人がいればもう一度並ぶなどしてマナーは守ってくださいね。

それで、小銭を入金した後、必要であれば、お札の単位で引き出せばジャラジャラした小銭がかさ張らないお札で帰ってきます。

もちろん何千枚もの小銭をATMに突っ込むと、ATMにも小銭を蓄える容量をオーバーしてしまうため、一度抜き取り作業を行ってもらう必要が出てきます。抜き取り作業を行っていると、ジャラジャラジャラと硬貨を数える音がATMからし始め、5分間ぐらい利用できなくなります。大量に小銭がある場合は日を改めるか、別の銀行や郵便局に行って同じことを行うといいでしょう。

注意点として、小銭は詰まりやすいという欠点があります。小銭にクリップやメダルが入っているにに気付かず投入してしまうとATMが詰まってしまい、後ろに並んでいる人や店員さんに迷惑がかかりますので、絶対に入れないようにしてください。

硬貨の両替とは違う話になりますが、ここ最近メガバンクで両替手数料の大幅な値上げが始まりましたので、規模が小さい地元スーパーや個人店では小銭での支払いが歓迎されるかもしれません。今後はメガバンク以外でも地方銀行や信用金庫などでも両替手数料の大幅値上げが予想されますので、体力の少ない地元スーパーや個人店でバンバン万札を出すと経営が大変になりそうです。
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