ポン助の雑談ブログ

興味を持ったことをまとめました。

科学

2019年11月に中国の武漢で突如現れた新型コロナウイルス。2020年になって世界的大流行になり、WHOもパンデミックを宣言しました。
1200px-Novel_Coronavirus_SARS-CoV-2
当初はこれほど世界的大流行になるとは誰もが思っていませんでした。武漢を都市ごと封鎖してしまうなどそもそも行き過ぎだとも思っていました。しかしそれでも感染の拡大は防げず、日本に寄港したクルーズ客船「ダイヤモンドプリンセス号」の集団感染は世界中に報道され、(当初は)日本の対応のまずさを世界中にさらしました。

それでもまだ世界各国は我が国には関係ないと言わんばかりの高見の見物でした。しかし2月中旬に日本・台湾など、中国以外でも感染者が確認され、2月下旬にはヨーロッパ各国・アメリカなどでも感染者が確認されます。3月になると、全世界に感染者が蔓延し、外出禁止令や都市封鎖を行う国まで現れました。

ここでやっと世界は新型コロナウイルスの恐ろしさを実感し始めたころになります。新型コロナウイルスは、接触感染・飛沫感染・エアロゾル感染を引き起こし、強力な感染力を持ちます。致死率は感染者数と死亡者数から約5%程なり、そこまで毒性が強いわけではありません。
しかし強力な感染力から次々と感染者が増え、手の施しようもないほど爆発的感染が現在も進んでいます。

なぜ新型コロナウイルスが恐ろしいかというと、まだ謎が多くて治療法も確立しておらず自然治癒を待つしかないということです。(臨床試験は進んでいますが・・・)
しかも高齢者や持病を抱えた人が感染すると急激に症状が悪化することも怖さの一つです。

ヨーロッパやアメリカでは、感染に伴う死者が日に日に倍増していましたが、これでもまだ日本は海外ほど爆発的感染が進んでいるわけでもなく、死者もそれほど多いわけでもない。非常事態宣言が出されたわけでもないので気を緩めている人が多かったと思います。

2020年3月29日に、コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスに感染し、急死したというニュースが飛び込んできて驚いた人も多いでしょう。
20200330-00036935-bunshun-000-2-view
志村けんさんは世代を超えて人気がある日本を代表するコメディアン。その志村さんが新型コロナウイルスで急死したことで、このウイルスの怖さを実感した人も多いです。
志村さんはたばこは吸っていましたが、特に大きな持病もないにも関わらず、急激に肺炎の症状が悪化し亡くなりました。

この急激に症状が悪化することが新型コロナウイルスの特徴の1つですので、治療法もないことも考えると、やはり新型コロナウイルスは恐ろしい伝染病だということを実感するべきです。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

塩と聞いたら体に悪そうだな?と思ってる人が多いと思います。厚生労働省によると1日の塩分摂取量の目標値は、男性8グラム、女性7グラムとされています。WHO(世界保健機関)の目標値では、なんと1日5グラム以下とされています。しかし日本人の平均摂取量はおおよそ10グラムとなっていて、WHOの目標値の2倍の塩分を取っていることになります。塩分の取りすぎと言ったら、高血圧や腎臓病や胃がんになるといったイメージが強いのも事実です。
yuki_sio_003
前にNHKスペシャル「食の起源」の塩のテーマでやっていましたが、アフリカのマサイ族などは、家畜のミルクを主食としており、ミルクに含まれるわずかな塩分でも生きることができます。マサイ族の塩分摂取量はわずか1グラム程とのことです。

人間は元々わずかな塩で生きることは可能ですが、農耕を始めたことから体内の塩(ナトリウム)が不足し始め塩を精製するようになったと解説していました。しかし体内のメカニズムから塩と感じると美味しいと脳が感じてしまい、もっと塩を取りたいと欲に負けてしまいどんどん塩分摂取量が増えてしまいました。麻薬を1度始めるとやめられないのと同じ原理ですね。

人間はただ生きるために食べ物を食べるだけではなく、より美味しく食べるために塩は欠かせない存在となっています。なので古代の人たちも知恵を絞って塩の精製をしました。

動物も塩分は必要で、本能なのか、意識的に塩分を含んだ土壌を舐めて塩分を摂取しています。

lqip
話がちょっと逸れましたが、塩と言ったら食卓塩や伯方の塩を思い浮かべる人が多いと思います。これらの塩は安いので使っている人も多いと思いますが裏に書いてある成分をよく見てください。
1629481_3L2
塩化ナトリウム99%以上と書かれています。というのも、イオン交換膜法といった技術で大量に作り出せるために安くすることができます。

fig_01
fig_02
fig_03
塩の主成分である塩化ナトリウムは化学式でNaClと表します。Na(ナトリウム)はプラスの電荷を持ち、Cl(塩素)はマイナスの電荷を持ちます。陰イオンだけを通す膜と陽イオンだけを通す幕を交互に並べ、それに電気を流すと濃い塩水ができます。それを煮詰めるなりして塩ができるので大量に安く作ることが可能なのです。さらにこのイオン交換膜はNaとClを選択的に通すことになっているので、塩の成分のほとんどがNaCl(塩化ナトリウム)となっています。なので海水の溶け込んでいるマグネシウム・カルシウム・カリウムといったミネラルはほとんど含まれていません。なのでこれが俗に言った悪い塩になります。

しかし海水をそのまま煮詰めたり蒸発させたりした塩は、塩化ナトリウム以外にも
マグネシウム・カルシウム・カリウムといった海水の成分をそのまま取り込んでいるためミネラル豊富の塩が出来上がります。

blog_20170126_01
blog_20160914_03
パッケージの裏に成分表示がされていますが、ナトリウム以外にもマグネシウム・カルシウム・カリウムが豊富に含まれていることがわかります。これが俗にいう良い塩になります。

悪い塩がなぜ体に悪いかというと、ナトリウムが多すぎるのです。ナトリウムが多すぎると、薄めるために水分を大量摂取し、血圧を上げ、腎臓などを働かせすぎるため病気になってしまいます。なのでナトリウム以外にもミネラルのバランスが良い塩を摂取すれば、そこまで塩を悪者にしなくてもいいです。

かなり前ですが、「ためしてガッテン」という番組でも、良い塩を普段から取っていれば、多少塩分摂取量がオーバーしても問題ないとのことです。しかし何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですので、程々の摂取量にしてください。

良い塩は手間が掛かりますので値段もそれなりにします。気になる人は塩選びするときに裏の成分表を見てください。いろいろな塩を比べて、ミネラル豊富な塩を選べな間違いないでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

冬になれば恒例行事としてマスクをする人が多いと思いますが、本当に意味があると思いますか?
mask-e1437673650803
よくニュースで街中の映像を見ると、誰もがみなマスクを着用していることに気付くと思います。しかし普通の人がつけているマスクはごくごく普通のマスクであり、特別なマスクではありません。

4028055100
小学生の給食の時には、給食係が上記のようなガーゼマスクをしていたのを思い出す人も多いと思います。

p1_mask0403
最近では花粉症対策や風邪対策として、多層構造の立体マスクなど高機能のマスクも登場しています。しかし一般的なマスクの網目の大きさは5~10μmで、インフルエンザウイルスの大きさは0.1μmと圧倒的に小さいのです。なのでマスクをしていてもウイルスはいとも簡単にマスクをすり抜け体内に入り込むことができるのです。
今世界的に流行している新型コロナウイルスも0.1μmほどの大きさですので、マスクをしようがしまいが簡単に感染してしまう可能性があります。

hoken14
しかしまったく意味がないとも言えません。例えばインフルエンザに感染した人が1回咳をすれば10万個のウイルスがまき散らされます。さらにくしゃみをすれば200万個のウイルスがまき散らされます。まき散らされる距離は約2メートルにも及びます。しかしマスクをしていればウイルスが空気中にまき散らされる量は格段に少なくなります。

なので風邪をひいた人がマスクをすることには意味があります。しかし健康な人がマスクをしてもウイルスは簡単にマスクの網目をすり抜けますのであまり意味がありません。

20160212040743
なので本気で身を守りたいのなら、ガスマスクを着用することをお勧めします。とは言ったものの、街中で上記のようなガスマスクを装着したら、戦争でも始めるのか?みたいな感じになり実用的ではありません。

mono10935373-090422-02
そこで、アメリカの規格であるN95規格のマスクが威力を発揮するとの情報があります。どうやらアメリカのNIOSH(米国労働安全衛生研究所)の定めた規格になり、CDC(米国疾病予防管理センター)のガイドラインでも感染性結核の患者がいる病室に入る際にN95のマスクを着用することを推奨しています。

N95規格のマスクは、最も捕集し難いといわれる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることを確認されたマスクになります。

N95規格のマスクの値段は一般的なマスクよりも高めですが、本気でインフルエンザや新型コロナウイルスから身を守りたい方は使ってみてはいかがでしょうか?
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

産業革命以来、人類は化石燃料の大量消費によって二酸化炭素を排出している結果、地球温暖化が進行しているというのが今の定説になっています。
201704190105_top_img_A
特に極地での温暖化は気温の上昇率が高く、北極海の氷は完全に溶け、海面上昇や台風の巨大化や干ばつの深刻化、局地的な大雨の凶暴化などが言われています。

Global_Warming_Predictions_Map
原因として挙げられるのが、温室効果がある二酸化炭素で、産業革命以前の大気中の濃度は280ppmと推定され、2015年には400ppmに達したとされました。しかし二酸化炭素など、温室効果ガスの排出は化石燃料だけでじゃなく火山ガスなどからも排出されます。

二酸化炭素はある程度海水に溶けますので、排出量が多少増えても自然のシステムで吸収されます。しかし許容範囲を超えると後戻りできないデットラインを超えてしまいます。陸地は温まりやすく冷めやすい性質がありますが、海水は温まりにくく冷めにくい性質があります。なので海水が一度温まってしまうとなかなか冷めません。

といったことが今までの定説になっています。しかし2020年代から地球が寒冷化するという説もあります。地球の気温に影響を与えるには二酸化炭素だけでは不十分で、太陽の活動に影響されるというものです。
top
その太陽活動が200年ぶりに低下しており、今後も低下するとも言われています。太陽活動は短期的には11年周期で活発(極大期)になったり低下(極小期)したりを繰り返しています。中期的にはマウンダー極小期(西暦1645〜1715年)やダルトン極小期(西暦1790〜1824年)といった太陽活動が低下した時期もありますが、原因は分かっていません。

地球の歴史で長期的には、太陽活動以外にも地球の公転軌道や地軸の傾きの変化(ミランコビッチ・サイクル)といったことが原因で氷河期と間氷期を繰り返しています。現在は間氷期に当たり、たまたま温暖な気候に恵まれ人類は生活しています。

世界各地の気温ですが、夏には最高気温の更新など温暖化が進んでいるような報道がされますが、冬にはアメリカやヨーロッパで大寒波襲来など最低気温の更新をしているのも事実です。アフリカで100年に一度の雪が積もった報道もあります。
20131214170620a59
南極の最低気温が更新されたという事実もあります。今までの最低気温は南極のボストーク基地のマイナス89.2℃(1983年)でしたが、2010年にマイナス93.2℃になりました。(ただし気温ではなく地上表面温度)

i_bsc_data_02_1
1800年代からの気温のグラフを見ると、気温が上昇しているような傾向に見えますが、中長期的に見ると単なる誤差の範囲内になる可能性もあります。今のコンピューターでは、複雑な気象モデルを正確に計算できないので、結局のところ温暖化に向かうのか寒冷化に向かうのか正しいことは分かっていません。
量子コンピューターが実用化されると、計算速度が格段に速くなりますので正確な気象モデルが計算できるとされています。

二酸化炭素によって温暖化が進むのか、太陽活動の低下によって寒冷化に向かうのか、結局のところその時が来るまで分からないでしょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

古代の歴史から、金は富の象徴として蓄えられてきました。現代においても金は万国共通で一定の資産価値があります。

gold_mix
金がなぜ魅力的かというと、その黄金の輝きだけではなく、埋蔵量が少なく希少価値が高いのと、酸化しにくい(のでいつまでも黄金の輝くが続く)点にあります。

有史以来の金の採掘量は17万トンぐらいといわれ、オリンピック用プール3杯半ぐらいだといわれています。残りの埋蔵量は15万トンほどといわれ、そのうち簡単に採掘できる量は5万トンほどで、オリンピック用プール1杯ぐらいになります。年間3000トンほど採掘されていますので、新規の鉱脈が発見されなければ残り十数年で枯渇する可能性があります。

金鉱脈は平均、1トンの鉱石から5グラムほど採れるとされています。一応海水中にも0.0005ppmほどの濃度で存在していますので、計算上50億トンの金が海水中からも採れることになります。しかし採算が合いませんので今の技術では採られることはありません。

金は王水という濃塩酸と濃硝酸を3:1の割合で混合した液体以外溶けません。なので金には価値があります。

その金を古くから何とか作ることができないかという錬金術をしてきましたが、どれも失敗し作ることができませんでした。
William_Fettes_Douglas_-_The_Alchemist
しかし現代の物理学では、理論上金を作ることは可能になります。金より1つ原子番号の重い水銀に中性子線を照射し、放射性同位体を生成します。この放射性同位体がベータ崩壊することで金を得ることができます。しかし膨大なエネルギーを必要とし、採算に合うための量を得ることができず現実性はありません。

takamori0928a-thumb-720xauto-143114
現在地球や宇宙に存在する金がどのように大量にできたかというと、中性子星が合体する過程で大量に金ができることが分かっています。

中性子星・・・恒星が超新星爆発を起こしたあとの残骸の星で、直径は20キロほどで質量が2×10^27トン(太陽ぐらいの質量)。密度は角砂糖ほどの大きさで10億トン。

このような大量のエネルギーがないと金を大量に作り出すことができません。宇宙のダイナミックな変化で生じた金が今の地球に金をもたらしています。

なので未来の新技術でもない限り金を人工的に作り出すことは諦めたほうがいいです。もし金を人工的に作り出すことができれば、金の価値がたちまち失われ、その辺の石ころと同じになるでしょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ