今回は、岩手県八幡平市にある「藤七温泉 彩雲荘」になります。この温泉は十和田八幡平国立公園の中にあって、環境庁が指定する国民保養温泉地になっています。

今回ここを訪れたのは、岩手県岩泉市にある「龍泉洞」に行ったついでに、一度は行ってみたい大絶景温泉に立ち寄りました。何年も前から行きたいと思っていましたが、なかなか時間が取れず、遠方ということもあって何度も延期になりました。しかし今回はゴールデンウィークを長めに取りましたので、遠くまで足を運ぶことができました。

この「藤七温泉 彩雲荘」は海抜1400mにあり、東北一の高い所にある秘湯になります。ここに行くには「アスピーテライン」「樹海ライン」を通りますが、これもまた絶景になります。温泉に行く前に高い山から辺りを一望できるなんて素晴らしいです。東北一の高い所にある温泉に行くんだなぁ~~って実感することができるでしょう。この時はまだ5月、雪が残っていました。
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車の高さから、雪の高さが分かるでしょう。(5月のゴールデンウィークに撮影)
黒部の雪の大谷を思い出させられますね。

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5月にも関わらず残雪が残っていますね。でも道路は全区間除雪されており、普段雪道を通らないドライバーも安心して通れます。
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辺り一面雪景色ですね。さすが標高1400mもある豪雪地帯です。

肝心の温泉ですが、入浴料は600円と大絶景の割にはお手軽になっており、親切さが現れます。泉質ですが単純硫黄泉となり、緑がかった白色をしています。

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内風呂と外には混浴露天風呂が5つもあります。内風呂にはシャンプーと石鹸類がありますが、露天風呂から見ると排水は垂れ流しになっていました。恐らく排水をまとめて浄化処理はしていないと思われます。多少なら自然の力で浄化されますが、これだけの人がシャンプーと石鹸類を使うと大丈夫かなとも思います。環境面から見れば少々残念になりますね。

えーーと、人気の温泉だけあって、浴槽の箇所によっては混雑しています。

彩雲荘 藤七温泉 温泉 岩手 混浴 露天風呂 日帰り入浴 画像
混浴の露天風呂の底には泥が溜まっていて、泥パックもでき女性は皆さん泥パックをしていました。露天風呂の中には、下から源泉らしきものが湧き出ており、非常に熱い箇所があり注意が必要です。一応板が張ってありますがかなり古くはっきり言って熱いです。

老中化が進んでいるのか、通路は所どころ傷んでおり、釘で素足を傷めないか不安な部分もありました。早急に通路の板の張替えをお願いしたいところですね。

あと、恐らく露天風呂は道路から丸見えになります。しかし皆さんあまり気にしていませんでした。女性はタオル巻きOKですので、比較的難易度は低いと思われます。なので家族連れやカップルと思われる方が多数いました。中には隠さずに堂々としている女性の方もいましたねwww

個人的な意見ですが、ここは万座温泉と並んでお気に入りの温泉の一つになりました。泉質と絶景と混浴がポイントになります。

参考サイト

万座温泉 万座プリンスホテル

岩泉駅について