ポン助の雑談ブログ

興味を持ったことをまとめました。

新潟県

2019年の夏休みに、新潟県佐渡島にある佐渡金山を訪問しました。佐渡島へは新潟港からフェリーで両津港まで向かいます。今回は車は新潟港に置いて身一つで佐渡島へ向かいました。というのも、車を乗せると料金が跳ね上がりますので、格安で済ませるため車は置いていきました。
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これは両津港からの写真です。このフェリーに乗船しました。やはり長期連休ですので、大勢の家族連れやカップルでにぎわっていました。

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フェリーに乗船することはあまりありませんが、以前北海道を1周した時に青森港から乗船した以来です。カモメがフェリー横をグルグル旋回しています。というのも、みなさんカモメに「かっぱえびせん」を餌として与えていたのでカモメが餌欲しさにフェリーの周りを旋回しています。

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カモメも器用に餌だけを掴み飛び去って行きます。自然界にかっぱえびせんはなく、あんなにカロリーの多い餌を食べて体に悪いんじゃないかと疑問にも思いました。強欲なカモメは新潟港⇔両津港までついて回る者もいました。


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新潟港⇔両津港と小木港⇔直江津港は国道350号線に指定されているのですね。距離的には直江津港から行った方が近いのですが、フェリーの便が格段に少ないので新潟港を選びました。

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新潟港から2時間半で佐渡島に着きます。個人的には1時間掛からないんじゃないかな?ぐらいの距離だと思っていましたが、2時間半も掛かるとは思いもよりませんでした。意外と距離があるのですね。

両津港からはバスでの移動になります。佐渡島は思ったより広く、バスで1時間ほどかけて佐渡金山に向かいます。

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長期連休ですので佐渡金山には観光客が大勢いました。観光できるのは宗太夫坑道遊坑になります。料金は各900円ですが、セットになると1400円とお得になります。今回は両方見学しましたので1400円の入場料でした。

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宗太夫坑と道遊坑は入り口が分かれています。右側が宗太夫坑、左側が道遊坑になります。まずは宗太夫坑から見学しました。

宗太夫坑は江戸時代からの手掘りの坑道跡になります。道遊坑は明治時代から平成元年の閉山まで近代化された採掘跡になります。

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坑道内は真冬並みに寒く、8月の一番暑い時期でも半袖だと寒いぐらいです。採掘から小判ができるまでの説明が至る所にありました。

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動く人形による展示もあります。これは坑道内に湧き出た水を手作業で上に運び上げる作業です。

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筒の中はらせん状になっていて、筒を回すと水が上に上がる仕組みになっています。

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落盤防止の作業です。佐渡金山の岩盤は固いですが、断層などもろい部分を補強しました。

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当時の様子が至る所で人形として展示しています。

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休憩の様子もあります。休憩といっても坑道内で休憩していたのですね。

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これは実際の作業の様子でしょうか?当時は削岩機などありませんから、ツルハシ1つで採掘したのでしょう。

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出口になります。外は真夏の太陽が照り付けますので暑いです。


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こちらは道遊坑になります。明治時代以降近代化されていますので、坑道内にレールがあります。

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坑道内もコンクリで固められているところもあります。

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坑道内で使われたトロッコ列車です。鉱石を積んでますね。

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見学できる最深部です。分岐器でレールが分かれており、トロッコ列車が展示してありました。

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坑道出口です。レールが外まで続いています。坑道内から冷たい空気が外に噴き出していますので、しばらく出口で待機し涼を得ていました。

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作業員を運ぶトロッコでしょうか?多数のトロッコが展示してあります。

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建物の中も見学でき、当時の設備が残っています。

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かなりの設備が展示してあります。

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これはトロッコ列車です。

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トロッコ列車が十字に移動できるようになっています。このレールは回転します。

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車両基地みたいのもありました。

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鉱石を乗せたまま展示してある車両もあります。

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道遊の割戸です。金山を掘っているときに山が崩れたようになったものです。落盤で山体崩壊でもしたのでしょうか?

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説明文もありました。

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資料館もありました。佐渡金山の坑道を輪切りにした感じです。アリの巣みたいですね。金鉱脈に沿って掘り進んだ結果アリの巣みたいになったのでしょう。

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街の様子も模型で再現されていました。

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金鉱石の展示もあります。

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ルーペでみると金が見えます。世界平均だと、1トン当たり3グラムの金が含まれています。

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本物の金塊です。かなり重くて子供や女性では持ち上げることができない人もいました。

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佐渡金山へのバスの本数はあまり多くないため、帰りはバスの本数が多い場所まで徒歩で向かいました。そうしたら江戸時代の牢屋・拷問場・処刑場跡がありました。
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やはり金山ともあって、金鉱石をちょっと失敬して盗む人がいたのでしょうか?

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フェリーの時間の関係で、佐渡金山以外は見学しないで、両津港に戻り佐渡島を後にしました。佐渡金山を見学するだけで半日以上かかりました。佐渡島の観光名所をゆっくり見学したいのであれば宿泊をしなければ回り切れないほどの広さがあることを実感しました。
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2018年8月に山形県山形市にある立石寺に行ってきました。その日はまだ時間があったので、他の観光地はないかとスマホで検索していたら胴腹滝(どうはらたき)がありましたので行ってきました。
そして帰路は日本海ルートを取り、新潟県を通りましたので、一度訪れてみたかった春日山城を訪れました。というのも、子供の時にハマっていたSFC(スーパーファミコン)のゲーム「信長の野望シリーズ」に登場する上杉謙信の居城である春日山城が難攻不落とのことでしたので実際に見てみたいという思いがありました。

午前中に春日山城がある新潟県上越市に到着し、最初にふもとにある「春日山城跡ものがたり館」を訪問し、予備知識を得ることにしました。
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駐車場は6台ぐらい停められるスペースがあり、2組の先客がいました。この日の早朝は大雨でしたので人は少ない感じがしました。

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入り口を入るとすぐにスクリーンに上杉謙信の物語を上映していました。

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その他には春日山上の歴史や発掘作業について・出土品の展示がしてあります。

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春日山城跡ものがたり館の目の前は広場になっています。
「春日山城跡ものがたり館」2階から眺めることができます。

春日山城跡ものがたり館から数分車で移動したら、春日山城の入り口になる春日山神社の駐車場に車を停めて徒歩で訪問することになります。春日山神社は明治20年に創祀された神社で、上杉謙信公を祀ってあります。

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早速ですが駐車場の目の前に難所が立ちふさがります。急な階段を上らないといけません。まさに難攻不落です。特に朝方の大雨で滑りやすくなっているので注意が必要です。

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階段を上りきると鳥居が見えます。一礼して参拝をしました。

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本殿になります。本殿横から春日山城に向かうルートがありますが、1周したかったのでこちらは下山時に通りました。

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こちらは本丸に向かう一般的なルートになります。往復この道を通る人が多いです。今回行きはこのルートで通りました。途中までアスファルト舗装になっています。当時も舗装されていたらどんなに楽だっただろうかと思いながら向かいました。

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しばらく進むと本丸への入り口が見えます。

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少し進むと三の丸址になります。奥には上杉謙信の養子である上杉景虎の住んでいた址があります。

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上杉三郎が上杉景虎になります。上杉景虎は上杉謙信亡き後の跡目争いである御舘の乱で上杉景勝に敗れ非業の死を迎えました。

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さらに進むと、重要拠点である米蔵址があります。

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さらに進むと二の丸址があります。

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どんどん階段を上るといよいよ天守閣址になります。

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天守閣址からは上越市が一望できます。夜景はさぞかし綺麗だとは思いますが、お城と言ったら心霊、お化けが苦手なので夜に訪れる勇気はありません。

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眺めは抜群です。かつて上杉謙信も同じ景色を見ていたのでしょうか?

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反対側は山々が連なっています。

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天守閣跡から少し下ると井戸が見えます。

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かなり大きな井戸で、今でも水が確認できます。こんな山の頂上で水が湧くなんて不思議ですよね?この先にも上杉景勝の居住址があるそうですが、道が少々荒れていて、入り口に一番の天敵であるクモが巣を作っていましたので諦めました。

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天守閣址のすぐ隣には本丸址があります。

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こちらからも上越市が一望できます。
写真中央から、上りとは別ルートで下山できますので、こちらから下山しました。

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下山の途中に諏訪堂址と毘沙門堂址が並んでいます。上杉謙信も戦の前にお堂にこもって戦勝祈願をしたとか言われています。

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さらに進むと護摩堂址があります。クモが巣を作って待ち構えていましたのでさっさと退散しました。

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謎のお堂がありました。

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有名な直江兼続の住居址があります。本丸にかなり近い場所にありますので、よほど信頼されていたのでしょう。

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まあまあの広さです。

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さらに下山すると空堀があります。

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人工的に掘られた感があります。

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空堀の入り口。クモが巣を作っていそうなので無用の詮索はしないことにしました。

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空堀の手前に千貫門址があります。空堀で囲って門を通らないと本丸にたどり着けないようになっているのでしょう。

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こちらは春日山神社本殿すぐ横の入り口になります。途中で若者グループと中年夫婦にすれ違いましたが、こちらを通る人はあまり多くないです。

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