ポン助の雑談ブログ

興味を持ったことをまとめました。

東京都

日本銀行本店に貨幣博物館がありますので行ってきました。
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開館時間が9:30~16:30(最終入場16:00)となっており、滑り込みでの入場になりました。

場所ですが、東京メトロの半蔵門線・銀座線の三越前駅(徒歩1,2分)か東西線の日本橋駅(徒歩6分)もしくはJRですと東京駅(徒歩8分)になります。地図はこちら

入り口では空港ゲートと同じような金属探知ゲートと手荷物検査機がありました。そこをパスすると2階に上がり天井エリアに入ります。

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展示室は撮影禁止でしたが、撮影可能エリアには1億円の展示がありました。(本物ではなありません。模擬紙幣です。)重さは10キロあります。
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1億円だとガチガチに帯封をしてあります。

小さな売店もあり、お金をもじった商品が売っています。
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記念撮影可能なエリアになります。

展示室内は撮影できませんので、公式サイトやその他から画像は引用しました。
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展示室内はこのような感じです。古代のお金の始まりから現在のお金までの歴史を解説しています。

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古代のお金の始まりから展示してあります。我々のころは和同開珎が一番最初のお金と習ったのですが、富本銭が発見され、今は富本銭が一番最初となっています。それ以前は物々交換をしていました。

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中世に入り、中国大陸からお金が持ち込まれました。宋銭や永楽通宝が展示してあります。日本では平安時代から戦国時代にかけて流通しました。

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戦国時代後期から江戸時代にかけて、小判や銀貨、銅貨を国内で作るようになりました。慶長小判・銀貨・寛永通宝などの展示のほか、大判や甲州金や藩札の展示もありました。江戸時代、徳川家康は武田信玄の甲州金の貨幣制度を導入したとの解説もありました。
江戸は金、上方は銀を利用しており、流通するお金が違ったので両替商が発達したとのこと。

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各地方で流通した地方貨幣。


鐚銭(ビタセン)の展示もあり、字が読めないような銭の展示もあります。

鐚銭・・・私鋳銭とも呼ばれ、本物の銭から型を取ったりして、勝手に作った銭。今でいうと通貨偽造にあたります。
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江戸時代は、幕府以外にも各藩が藩札を発行していたこともありましたが、明治時代に入り円が誕生しました。20円金貨や銭(せん)などの展示があります。
貴重なのは、昭和金融恐慌時代に発行された200円紙幣などもありました。裏面が真っ白なので、よほど急いでいたのでしょう。

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明治時代に発行された1円札(現在も有効)から今の紙幣も展示してあります。今の紙幣はA000001Aの紙幣番号のお札が展示してあります。A000001Aの紙幣番号ということは、一番最初に刷られたお札になり、日本銀行が保管しています。

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個人的に興味があるのは、江戸時代の大判小判と明治以降のお金になります。大判の展示もありましたが、小判と比べて思ったより大きさが大きくて驚きました。大判は一般流通用の小判と違い、恩賞や贈呈用に作られました。

外国の紙幣としては、ハイパーインフレで有名なジンバブエドル(100億ジンバブエドル)やハンガリーの1垓ペンゲー紙幣がありました。

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ハンガリーの1垓ペンゲー紙幣。ゼロで書くと100000000000000000000となり、ゼロが20個並びます。

今回は時間の関係でゆっくり見学できませんでしたが、興味深いものがありました。

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外に出ると真っ暗です。

基本情報

開館時間:9:30~16:30(最終入場16:00)
入場料 :無料
休館日 :月曜日(祝休日は開館)
     年末年始(12月29日~1月4日)
     展示物の入替え等の臨時休館

参考

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2019年1月2日に、皇居の一般参賀に行った際に、靖国神社にも立ち寄りました。乾門から靖国神社まで少し距離がありましたが、皆さんの後ろについていきながら靖国神社まで向かいました。

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今年は、靖国神社創立150年の節目なんですね。

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立派な大鳥居があります。正月2日目ということもあって、参拝客が大勢います。さすが首都、東京の神社ですね。

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大きく「靖國神社」と書かれています。靖国の国は旧字体の國になっています。

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参拝客が中央の道を進んでいます。途中で屋台の出店があり、大勢の客が利用していました。そこで新年早々50円拾うという良いことがありました。
東京の神社だけあって、参拝客のほとんどは地下鉄やバスの公共交通機関で参拝に訪れていると思われます。東京ですと、駐車場が少なかったり、駐車料金が法外に高い場合があるからです。

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二番目の鳥居になります。一番目ほど大きくありませんが、それでも大きい大鳥居です。

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鳥居手前のど真ん中に「下乗」というお触書がありました。神社の鳥居をくぐる時はお偉いさん方も馬を降りて参拝しろってことですね。

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本殿手前は参拝客が順番待ちをしていました。なので最後尾に並びました。それでもちょうどいい時間帯だったのか、それほど長い行列ではありませんでした。

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参拝の順番を待っていたら、獅子を被った怪しいのがいました。みなさん頭を獅子に噛んでもらっていました。噛んでもらうと何かご利益でもあるのでしょうか?1人小さな子供が獅子を見て大泣きしていましたが、親に無理やり噛まされていました。

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3つ目の大鳥居までたどり着きました。本殿までもう少しです。この鳥居をくぐると、お守りや絵馬などが売っており、みなさん買っていました。売っている巫女さんに若くて可愛い子が多かったので、目の保養にもなりました。恐らく学生のアルバイトだと思います。

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3つ目の大鳥居の横に「皇族下乗」というお触書がりました。皇族方も最後の鳥居は馬を降りて自分の足で参拝しなさいということなのでしょう。とはいっても、靖国神社に皇族方が参拝することは色々国際問題に発展しそうなので、皇族方の靖国神社参拝は難しいかと思います。しかし個人的には参拝してほしいと思っています。

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無事参拝を終えてから、お守りを見ていました。しかし縁結びのお守りは取り扱っていないらしく、今回は購入を見送りました。その他にも、おみくじや御朱印をもらっている人が大勢いました。少し前から御朱印ブームがありますから、行く先々の神社仏閣でみなさん御朱印をもらっています。

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正月ということもあって、どこかの婆さん達が奉納の演劇をやっていました。特に興味はありませんでした。日本舞踊(能楽・狂言・神楽などなど)の区別がよく分からないぐらい知識がありません。

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靖国神社では遊就館なる展示品コーナーがありますので立ち寄りました。1階玄関口は無料で見学できますので、1階玄関口のみ無料で見学させてもらいました。有料コーナーは大人1000円と少々お高い値段になっています。子供は500円です。

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こちらが遊就館になります。神社仏閣に似合わない現代的な建物になります。しかしこの入場料には課税されるのでしょうか?

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玄関入り口に、堂々と零式艦上戦闘機五二型(ゼロ戦五二型)が展示してあります。当時無敵と言われたゼロ戦はカッコいいです。翼に日の丸がついた日の丸飛行隊。

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暗くて写真写りは良くありませんが、後ろから全体を写しました。

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ゼロ戦の機銃もありました。一度戦闘機から機銃掃射してみたいという外道な野望があります。

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太平洋戦争時に使用された、野戦重砲兵第1連隊所属の九六式十五糎榴弾砲が展示してあります。後で調べたら、沖縄戦で連合国総指揮官サイモン・ボリバー・バックナー・ジュニア(バックナー中将)を戦死に追い込んだとか。

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こちらは独立重砲兵第100大隊所属の八九式十五糎加農になります。こちらも沖縄戦で使われました。

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泰緬鉄道(タイとビルマを結んでいた鉄道)で使われていたC56蒸気機関車も展示してあります。泰緬鉄道は、建設時に犠牲者が多く、「枕木1本、死者1人」と言われたほど過酷な工事でした。

これで東京での一般参賀と靖国神社参拝を終え、去年行った高野山(金剛峯寺・奥の院)にも再訪することになります。



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2019年1月2日に皇居で行われる正月の一般参賀に行ってきました。平成31年4月30日をもって平成天皇が退位され、翌5月1日に皇太子様が天皇に即位されますので、平成最後の一般参賀になります。2018年12月23日に天皇誕生日の一般参賀にも訪れましたので、2回目の一般参賀になります。
元日に出発し、小田急線上の最寄り駅の駐車場に車を泊めて、始発列車の小田急で新宿まで向かい、中央線で東京駅まで向かいました。というのも、この年末年始はネットカフェやマンガ喫茶が大変混み合うので入れない可能性があります。なので今回は車で始発列車に間に合うように小田急線沿線を目指しました。(以前大みそかに新宿のマンガ喫茶に泊まろうとしたらどこもいっぱいで入れず、深夜の新宿を徘徊しました。)

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今回も始発列車で向かいましたが、徹夜組と近郊の始発列車組で皇居前はすでに長蛇の列でした。
ちょうど箱根駅伝の日ともあって、皇居前は箱根駅伝の応援団もいて大変混雑していました。皇居前は早稲田の応援団が練習していました。

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これはボランティアの人たちが日の丸を配っています。と言っても何だか軍服を着て自衛官のようにも思えますが・・・

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前回と同じく、手荷物検査と金属探知機によるボディーチェックを終えると番号の付いた列に並びます。今回も2番の列に並ぶことができました。それと皇居の目の前は警視庁なんですね!名探偵コナンの目暮警部はいるのでしょうか?

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やはり今回ものぼり旗を持った怪しい集団がいました。その愛国心には感服します。

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今回は大寒波だったため非常に寒い思いをしながら開門を待っていました。9時30分開門のはずが、15分早めの開門になりました。

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テレビカメラの報道陣もいましたが、天皇誕生日の一般参賀に比べて少なかったように見えました。

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先客がどんどん二重橋を渡っています。

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正門を守る皇宮護衛官はビクともしません。

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二重橋から後ろの列を見ると、長蛇の列どころか巨大な大蛇の列になっていました。といのも、今回は平成最後の一般参賀ともあって、平成最多の15万5000人もの人が皇居を訪れました。なので、通常は5回天皇陛下がお出ましになられますが、天皇陛下のご配慮で急きょ7回に増えました。

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大勢の人が訪れるので、左右にモニターが設置してあります。

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今回は中央右側の後ろ側になってしまたため、2回目の一般参賀にも参加することにしました。ベランダの両脇に門松みたいのが飾ってありますね。

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1回目の一般参賀では動画を撮影し、2回目の一般参賀で写真撮影をしました。1回目は、成人皇族方が全てお出ましになられました。この写真は2回目ですので、常陸宮殿下をはじめ数人はいません。常陸宮殿下は1回目では車いすでお出ましになられていました。体のこともあって1回のみでしたのでしょう。

1回目お出ましの動画になります。

天皇陛下のお言葉

「新年おめでとう。晴れ渡った空のもと、皆さんと共に新年を祝うことをまことに喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人々にとり良い年となるよう、願っています。年頭にあたり、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」

とのありがたいお言葉をいただきました。

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帰りがけにのぼり旗を持った熱心な人がいました。

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今回は、一般参賀のあとに靖国神社を訪問する予定でしたので、乾門を目指して長い道のりを歩きました。これは宮内庁庁舎になります。

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乾門に向かう途中で、立派な門がありました。江戸時代にでもタイムスリップした感じがします。

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旧江戸城ともあって、皇居内には石垣と内堀もあります。

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出口の乾門になります。参賀を終えた人たちが大勢出てきます。

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靖国神社に向かうため、日本武道館を通り過ぎ、田安門を抜けました。ここから15分ほど歩き靖国神社に向かいます。


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2018年12月23日に、天皇陛下退位前の最後の天皇誕生日に皇居に行ってきました。天皇誕生日には一般参賀ができ、皇居内の長和殿ベランダにて天皇陛下がお出ましになられます。

※一般参賀とは、天皇誕生日と、新年1月2日に開催される皇室行事

この年はちょうど天皇誕生日が日曜日に当たり、前日が土曜日だったため、会社が休みでしたので参加することができました。前日に小田原のネットカフェで一泊し、始発の小田急小田原線で新宿に向かい、中央線で東京を目指します。

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東京には年に数回行きますが、東京駅で降りたのは久しぶりでした。赤レンガの東京駅は絵になります。そして早朝ということもあって人通りは少ないです。しかし一般参賀の日ということで、もっと人込みかと思いきや肩透かしでした。

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でも皇居に近づくと徹夜組と近郊の始発列車組で長蛇の列になっていました。ここでボランティアの人が日の丸の旗を先着順で配っています。

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不測の事態があってはいけませんので警察官もフル動員です。

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前に並んでいる報道関係者にワッペンを付けた白髪のおじいちゃん。どこかで見たことがあると思ったら・・・・・

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昔、みのもんたさんとテレビに出ていた久能靖(くのうやすし)さんでした。テレビでは「午後は〇〇おもいッきりテレビの情報特急便コーナー」「NHKの皇室日記」で出演していました。高齢ながら現在もフリージャーナリストとして活躍しています。

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列が動き始め、手荷物検査に向かいます。ここで手荷物を調べられ、その後に金属探知機でボディーチェクされます。小銭などで金属探知機では皆さんブーブー鳴っていましたが、特に詳しい検査をされる人はいませんでした。(こんな簡単な検査で大丈夫なのか?とも思いました。)
2段階での検査になりますが、こんなに甘い検査では刃物や拳銃、爆発物など簡単に持ちもめそうです。

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一通り検査を終えると、列に番号が書かれたところに並びます。今回は早い方でしたので、2番の列に並ぶことができました。

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あれが皇居正門になります。9時30分開門でしたので、しばらくここで待つことになります。しかしこの日は12月下旬にも関わらず暖かかったので特に苦はなかったです。

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開門時間が迫ると、菊の御紋の入ったのぼり旗を持った怪しい集団が門に向かっています。どこかの右翼団体かとも思いましたが不明です。怪しい集団でしたら皇宮警察が止めにかかるでしょう。

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いよいよ開門になります。正門石橋に報道関係者がテレビカメラを持っています。

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正門には皇宮護衛官が微動だにしないで直立不動しています。

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皇居は江戸城内にあり、まさに現役のお城ですね。

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二重橋を渡ると門があり、長和殿があります。

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二重橋から正門を見渡すと、ものすごい行列になっていました。長蛇の列というより大蛇の列と言ってもいいでしょう。

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これが長和殿になります。誰もが中央前の一番いい場所を目指して人混みになっています。

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報道関係者専用の場所もあります。一番後ろで階段状になった場所にありました。

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これが長和殿ベランダになります。こちらに天皇陛下がお出ましになられます。今回は中央右側の真ん中付近に陣取ることができ、まあまあの場所になりました。


天皇陛下がお出ましになられた時の動画になります。日の丸を振っての撮影のため手ぶれしていますがご了承ください。

今回は、天皇陛下・皇后陛下・皇太子殿下・皇太子妃殿下・秋篠宮家の文仁親王殿下・文仁親王妃殿下・眞子内親王殿下・佳子内親王殿下の8名がお出ましになられました。

天皇陛下のお言葉

「誕生日にあたり 大勢のみなさんから このように祝意を受けることを 誠にうれしく思います 今年も 残念なことに 各地で災害が起こり これにより家族や親しい人を失い あるいは 被害を受け 今も不自由な生活を送っている 人々のことを思い 深く案じています 冬至が過ぎ あとわずかで新しい年を迎えます 明けてくる年が皆さんにとり 明るい良い年となるよう願っています 皆さんの健康と幸せを祈ります」

とありがたいお言葉をいただくことができました。天皇陛下をはじめ、皇族方がいかに日本国と日本国民を思っているのかよく分かるお言葉で感動しました。

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帰路の途中でも、まだ人の列が途絶えません。午後は皇室行事のため記帳のみになってしまうので、この人たちは天皇陛下にお目にかかることはできるのでしょうか?

この日は午後の記帳も含め、8万2850人が皇居を訪れたというニュースがありました。この人数は、今の長和殿で行われる一般参賀の形式になって最多人数とのことです。なので、列には並んだものの会場の東庭に入れない人もいたとのこと。

この一般参賀に感動しましたので、2019年1月2日の正月に行われる一般参賀にも参加することになります。というのも、平成最後の一般参賀になり、平成天皇に一般人がお会いする機会も最後になってしまうからになります。

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