今回は、熊本県阿蘇郡小国町にある温泉「はげの湯温泉 豊礼(ほうれい)の湯」になります。九州1周した時に訪れました。
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九州に入り、2、3日ほどお風呂に入っていませんでしたので、スマホで検索して見つけました。営業時間は8時から20時まで、入浴料は500円とお手軽な料金になっています。泉質は「ナトリウム-塩化物温泉」となっており、青みを帯びた乳白色になっています。

前日に熊本県の道の駅「小国」に車中泊をした翌朝この温泉を訪れました。ゴールデンウィークということもあり、あさイチを逃すと阿蘇山の駐車場が満車の可能性が高いと判断し、最初は先に阿蘇山の噴火口を先に訪れ、その後に温泉に立ち寄ろうかと思いました。しかし、朝起きてみると小雨が降っており、阿蘇山には観光客は意外と少ないだろうとの判断で最初に温泉を訪ずれました。

訪れた時間帯が8時半ぐらいと早かったため、先客は1人しかおらず、先に帰ってしまったため、しばらく露店風呂を独占できました。
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浴槽は露天風呂しかなく、体を洗う場所は3ヶ所シャワーがある簡単なものです。シャンプーとボディーソープ、固形石鹸が備え付けてありました。排水設備は無いような感じで、そのまま山に垂れ流しな感じに見受けられました。なので環境への影響を最小限にしようとの判断で今回は固形石鹸を利用しました。

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竹筒と写真左上より温泉が投入されていますが、メインは竹筒ではなく左上から投入されています。熱いので「きけん」みたいな表示がありました。露天風呂はそこそこの大きさがあり、後から来た家族連れ(おじいさんと男の子と女の子)で子供たちが泳いで、おじいさんに注意されていました。

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見ての通り青みを帯びた乳白色です。どうやら源泉かけ流しらしく、源泉が投入された分だけ露天風呂からお湯が捨てられていました。

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最初は硫黄系の温泉かなとも思いましたが、後でネットで調べたところ「ナトリウム-塩化物温泉」ということが分かりました。

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露天風呂に目隠しの塀はなく阿蘇の山々を一望できます。塀がないと窮屈感がなく解放感を味わえます。それと山の温泉には動きがないため長時間居ると飽きてしまいがちですが、雲が多い日ですと雲の形や位置が変化するので飽きることがありません。私は1時間ぐらい露天風呂に入っていました。

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阿蘇だけに噴煙か?ではなく、あちこちから湯けむりが上がっています。源泉をくみ上げているのでしょうか?さすが温泉地ですね。早朝は小雨でしたが、この時間は晴れています。

ここの温泉に到着したとき、駐車場にはかなりの車がありましたが、露天風呂はあまり人がおらず、ほとんどの人は家族風呂を利用していたと考えられます。私には家族がいない野良生活ですので、家族風呂を利用する機会は一生ないと思います。

観光シーズンですと定番の温泉ではイモ洗い状態ですので、人混みが苦手という方はぜひ訪れてきてください。