2018年8月に山形県山形市にある立石寺に行ってきました。その日はまだ時間があったので、他の観光地はないかとスマホで検索していたら胴腹滝(どうはらたき)がありましたので行ってきました。
そして帰路は日本海ルートを取り、新潟県を通りましたので、一度訪れてみたかった春日山城を訪れました。というのも、子供の時にハマっていたSFC(スーパーファミコン)のゲーム「信長の野望シリーズ」に登場する上杉謙信の居城である春日山城が難攻不落とのことでしたので実際に見てみたいという思いがありました。

午前中に春日山城がある新潟県上越市に到着し、最初にふもとにある「春日山城跡ものがたり館」を訪問し、予備知識を得ることにしました。
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駐車場は6台ぐらい停められるスペースがあり、2組の先客がいました。この日の早朝は大雨でしたので人は少ない感じがしました。

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入り口を入るとすぐにスクリーンに上杉謙信の物語を上映していました。

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その他には春日山上の歴史や発掘作業について・出土品の展示がしてあります。

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春日山城跡ものがたり館の目の前は広場になっています。
「春日山城跡ものがたり館」2階から眺めることができます。

春日山城跡ものがたり館から数分車で移動したら、春日山城の入り口になる春日山神社の駐車場に車を停めて徒歩で訪問することになります。春日山神社は明治20年に創祀された神社で、上杉謙信公を祀ってあります。

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早速ですが駐車場の目の前に難所が立ちふさがります。急な階段を上らないといけません。まさに難攻不落です。特に朝方の大雨で滑りやすくなっているので注意が必要です。

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階段を上りきると鳥居が見えます。一礼して参拝をしました。

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本殿になります。本殿横から春日山城に向かうルートがありますが、1周したかったのでこちらは下山時に通りました。

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こちらは本丸に向かう一般的なルートになります。往復この道を通る人が多いです。今回行きはこのルートで通りました。途中までアスファルト舗装になっています。当時も舗装されていたらどんなに楽だっただろうかと思いながら向かいました。

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しばらく進むと本丸への入り口が見えます。

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少し進むと三の丸址になります。奥には上杉謙信の養子である上杉景虎の住んでいた址があります。

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上杉三郎が上杉景虎になります。上杉景虎は上杉謙信亡き後の跡目争いである御舘の乱で上杉景勝に敗れ非業の死を迎えました。

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さらに進むと、重要拠点である米蔵址があります。

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さらに進むと二の丸址があります。

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どんどん階段を上るといよいよ天守閣址になります。

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天守閣址からは上越市が一望できます。夜景はさぞかし綺麗だとは思いますが、お城と言ったら心霊、お化けが苦手なので夜に訪れる勇気はありません。

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眺めは抜群です。かつて上杉謙信も同じ景色を見ていたのでしょうか?

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反対側は山々が連なっています。

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天守閣跡から少し下ると井戸が見えます。

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かなり大きな井戸で、今でも水が確認できます。こんな山の頂上で水が湧くなんて不思議ですよね?この先にも上杉景勝の居住址があるそうですが、道が少々荒れていて、入り口に一番の天敵であるクモが巣を作っていましたので諦めました。

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天守閣址のすぐ隣には本丸址があります。

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こちらからも上越市が一望できます。
写真中央から、上りとは別ルートで下山できますので、こちらから下山しました。

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下山の途中に諏訪堂址と毘沙門堂址が並んでいます。上杉謙信も戦の前にお堂にこもって戦勝祈願をしたとか言われています。

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さらに進むと護摩堂址があります。クモが巣を作って待ち構えていましたのでさっさと退散しました。

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謎のお堂がありました。

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有名な直江兼続の住居址があります。本丸にかなり近い場所にありますので、よほど信頼されていたのでしょう。

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まあまあの広さです。

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さらに下山すると空堀があります。

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人工的に掘られた感があります。

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空堀の入り口。クモが巣を作っていそうなので無用の詮索はしないことにしました。

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空堀の手前に千貫門址があります。空堀で囲って門を通らないと本丸にたどり着けないようになっているのでしょう。

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こちらは春日山神社本殿すぐ横の入り口になります。途中で若者グループと中年夫婦にすれ違いましたが、こちらを通る人はあまり多くないです。

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