今回は、新潟県阿賀野市にある『村杉温泉 共同露天風呂』です。この露天風呂の隣に『共同浴場薬師の湯』もが、あくまで別の温泉で、会計は別になります。行き来はできないようですね。露天風呂は大人一人300円、共同浴場薬師の湯は250円になり、良心的な値段になっています。露天風呂が好きな私は、迷わずに『村杉温泉 共同露天風呂』を選択しました。券売機で入湯券を買って、無人の箱に入れるのですが、受付に人はおらず、悪意があればタダで温泉に入れます・・・・・。(絶対にやってはいけませんよ・・・・・)

 この温泉は放射泉で、ラジウムが豊富に含まれています。情報によりますと、ラジウムの含有量が『日本一』とも言われているそうです。放射線は目には見えないので、この温泉は温泉特有のヌルヌル感はなく、無色透明で無臭でした。なので五感で感じる泉質については、特に特徴はなかったです。
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 共同露天風呂の方は、排水がそのまま川に流れるらしく、シャンプーや石鹸の使用が禁止されています。設備は、広い露天風呂と、着替えの小屋があるだけのシンプルな作りです。しかし、木々に囲まれており、大自然を満喫できます。露天風呂らしく、葉っぱや虫が浮いていますが、それはそれで風情があっていいものです。お客さんも何人かいて、途切れることなく入れ替わってました。中には海水浴場でよく見る『ビーチチェア』を持ち込んでいるツワモノもいました。
 もう一つの『共同浴場薬師の湯』は入ってはいませんが、泉質は同じだと思います。いろんなサイトを見ますと、こちらもシャンプーや石鹸類はありませんが、持ち込めば使えそうですね。みなさんもぜひ行ってみてください。
※ラジウムやラドンは海外では放射線のためあまり利用しませんが、微弱な放射線は細胞を活性化するとのことで、日本では温泉として利用しています。