前回、乾電池のリサイクルについて紹介しましたが、今回は蛍光灯のリサイクルについて見ていきましょう。

蛍光灯には微量の水銀が含まれています。しかしそのまま不燃ごみとして処理する自治体もあれば、有害ごみ・資源ごみとして分別収集する自治体もあるでしょう。乾電池同様、ISO14000を取得している企業であればリサイクルに回しているでしょう。

不燃ごみに出している場合は、残念ながら破砕されて埋め立て処分されています。それも微量の水銀も一緒に処分されています。

一方、有害ごみや資源ごみとして分別回収している場合はリサイクルされます。こちらも乾電池同様、「野村興産株式会社」のイトムカ鉱業所(北海道)や「JFE環境株式会社」がリサイクルで有名だと思います。

蛍光灯といっても種類はたくさんあり、管状管形、直管形、ボール形、コンパクト形がありますがどれもリサイクルできます。

まず破砕機で粉々に破砕され、アルミでできている口金を分別します。その後に炉で高温にされて水銀を蒸発させて回収します。それから蛍光灯内部の白い粉(蛍光粉)とガラスに分別されます。

アルミは地金として再生され、水銀は研究機関や医療機器としてリサイクルされます。蛍光粉はレアアースとしてリサイクルされ、ガラスは再び蛍光灯のガラスの原料やガラスウール、ガラス製品としてリサイクルされています。

各社で若干の違いはありますが、しっかりとリサイクルされています。蛍光灯はリサイクルメーカーが乾電池より多いですが、様々な回収業者で回収された蛍光灯は、上記の2社に運ばれリサイクルされています。