今回は、静岡県川根本町にある『接岨峡温泉会館』です。以前紹介しました寸又峡温泉から少し離れたところにあります。静岡県の山奥にありますので、車で行くには少々覚悟が必要です。
交通ですが、車であれば県道77号線から県道388号線に右折すれば迷うことはありません。接岨峡温泉会館までは2車線ですのでそれほど危ないことはありませんが、道はクネクネしています。
鉄道であれば、大井川鉄道で千頭まで行き、そこからトロッコ列車(大井川鉄道井川線)で接岨峡温泉駅で降りればすぐです。今回は鉄道でも行けますので、ローカル鉄道を満喫しながら温泉に行ってもいいと思います。
この温泉ですが、こじんまりとしていて露天風呂はありませんでした。内湯のみでシンプルな温泉です。
浴槽も大きくなく、数人が入ればいっぱいになってしまいます。ここに来る間に有名な『川根温泉 ふれあいの泉』や近くに『寸又峡温泉 美人づくりの湯』がありますのでマイナーな温泉になるのかもしれません。なのでお客さんはほとんどおらず、貸し切り状態の時間が長かったです。
内湯のみですので景色はさほど良くありません。泉質はナトリウム炭酸水素塩で、無色透明、若干気持ちだけツルスベ感があるようなないようなといった感じです。簡単に言えば一般的な泉質です。
この温泉の紹介はここまでにしまして、この道をひたすら進むと、以前紹介しました『赤石温泉 白樺荘』に出ます。しかし非常に道が悪いですので運転好き以外は覚悟した方がいいです。
この辺りの温泉は、温泉に入る楽しみ、山道をルンルン気分でドライブできる楽しみ、また近くに長島ダムがありますので、ダムからの壮大な景色を堪能する楽しみがあります。電車ですとローカルな雰囲気を味わいながら温泉に入る楽しみがあり、観光地としてはいい場所だと思います。皆さんも行ってみてください。