今回は、ゴールデンウィークに九州1周した時に、どうしても立ち寄りたかった阿蘇山の噴火口と桜島になります。阿蘇山の噴火口は、火山ガスの影響で、喘息などの持病がある方の入山は禁止されています。料金所手前の係員さんが1台ずつ確認していました。

1.阿蘇山噴火口
まず最初に訪れたのは阿蘇山になります。これは阿蘇パノラマライン(熊本県道111号線)で阿蘇山に向かう途中の景色になります。
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写真だとはっきり写っていませんが、盆地に見えるのはカルデラではないかと思います。阿蘇パノラマラインから一望するとカルデラ?の巨大さが分かります。

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馬が放牧されていました。馬肉が有名ですので道の駅で馬肉のおつまみを購入しました。

阿蘇山の噴火口に行くには、阿蘇山公園道路(普通車600円・軽自動車300円・二輪100円)の有料道路で行くか、阿蘇山ロープウェー(大人往復1200円・子供往復600円)になります。しかし阿蘇山ロープウェーは2016年(平成28年)10月8日の噴火で設備が崩壊してしまったため、長期の運休になっています。なので代行バスで行くことになります。
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2016年(平成28年)10月8日の噴火で設備がダメになってしまいました。廃墟同然ですね。
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阿蘇山ロープウェーの山頂の駅ですが、噴石で破壊されていました。自然の恐ろしさが分かります。
今回は自家用車で阿蘇山公園道路を利用したため、山頂の駅のすぐ横に駐車しました。駐車場にリアルタイムの火山ガスレベルが色分けで表示してあります。

火山ガスレベル
赤ランプ:5ppm~  避難・下山
黄ランプ:2ppm~  駅舎避難
緑ランプ:0.2ppm~ 健康な人は安全・体調不良の人は注意
青ランプ:0ppm~  安全

というような表示があります。今回訪れた時は青ランプでしたので「安全」でした。

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噴火口の周りに、トーチカのような分厚いコンクリートでできた避難設備があります。
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突然噴火した際に、噴石から身を守るために避難する設備になります。

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これが噴火口になります。噴火口に溜まった熱湯?温泉?から湯気が出ています。

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ちょっとワイドに撮ってみました。でも写真では大自然の迫力さは伝わらないです。

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こちらは昔の噴火口なのでしょうか?窪んでいるだけで温泉や湯気は確認できませんでした。

こちらは噴火口の動画になります。

2.桜島
翌日にこちらも行ってみたかった桜島にも訪れました。阿蘇山噴火口を訪れた後にJR指宿枕崎線の枕崎駅(本土最南端の始発・終着駅)を訪れたため、薩摩半島から大隅半島に回り込んで桜島を訪問しました。しかし天候はあいにくの曇りでしたので、桜島の火山(御岳)の噴煙はよく見れませんでした。
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島を1周して、北側からですと噴煙はかろうじて確認できます。しかし南側に回り込むと雲の影響で確認できませんでした。
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ちょっとアップしてみました。

あと、昭和33年4月25日に起きた大噴火で鳥居が埋没してしまった神社が保存されていました。
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鳥居が9割ぐらい火山灰で埋まっています。
この神社の両隣は小中学校になっていて、その中央を進むと神社があります。

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ちょうど若い2人連れの女性が観光していました。1人は可愛かったですが、ナンパする勇気はありませんでした。神社の造りとしては至って簡素な感じでした。