ポン助の雑談ブログ

興味を持ったことをまとめました。

龍泉洞

2019年のゴールデンウィークに恐山を訪問を訪問し、その後に岩手県岩泉町にある安家洞(あっかどう)を訪問することになります。安家洞は以前岩手県の神秘的な鍾乳洞「龍泉洞」を訪れた際に知りました。しかし事前の調査不足もあって訪問しなかったため、今回訪問することになりました。

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この安家洞は日本一長い洞窟で、分かっているだけでも総延長23,702mになります。一般公開されているのは、入り口から約500m部分です。この鍾乳洞は1000箇所以上の枝分かれの道があり、迷宮型鍾乳洞になります。

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受付で入場料1000円を支払います。ここでヘルメットを貸してくれます。あと100円で懐中電灯もレンタルできます。今回は10時ぐらいに到着しましたが、駐車場には車がなく観光客は誰もいませんでした。

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鍾乳洞の入り口になります。入口は分厚いコンクリートでできています。

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入口から狭く、中腰にならないと先に進めません。洞窟探検気分です。

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どうやら2016年8月30日の台風10号でかなり水没したらしく、水没地点が表示してありました。

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最初の部分は鍾乳洞というよりは、ゴツゴツした岩の洞窟といった感じです。カラフルなライトアップはなく、裸の蛍光灯だけのシンプルな作りです。

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洞窟は下へ続いています。この階段の折り返し部分が「校長先生の泣き所」という場所です。説明文では、生徒たちと洞窟探検した校長先生が迷子になり、この場所で発見され泣いていたということです。

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さらに下に続いています。階段部分以外は泥に覆われている部分が多く、かなり滑ります。

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さらに進むと穴守地蔵というものがありました。お地蔵さまには見えませんが石筍でしょうか?あと残念なことに、多くの石筍がありましたが台風での洪水の影響なのか折れているものも多数ありました。

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先に進むとだんだんと鍾乳洞らしくなってきます。

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所々で中腰にならないと進めない箇所があります。ここは「二の関」と書いてありました。

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中盤以降になると色々な鍾乳石があります。「ワニの口」と書かれた鍾乳石です。鍾乳石がワニに見えます。

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写真写りが良くありませんが、「三の関」と書かれており、やはり中腰じゃないと進めないほどの狭さになります。

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しかし中腰で進むといきなり大広間になっています。鍾乳石が垂れ下がっていて鍾乳洞らしいです。

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石筍の赤ちゃんでしょうか?小さい石筍が生えています。長い年月をかけて大きく成長するのでしょうか?

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神殿と呼ばれるところです。立派な鍾乳石があり、安家洞で一番美しいところです。ライトアップもカラフルなものではなく、シンプルな白一色です。

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「おっぱい岩」なる怪しい石筍がありました。よーく見ると石筍の先端が窪んでいて水が溜まっていました。水がしたたり落ちる影響で窪んだのでしょうか?

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「南部鉄瓶」と呼ばれる鍾乳石です。見ての通り南部鉄瓶そっくりです。一番なるほどなーと思ったネーミングです。

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「親子の象」と呼ばれる鍾乳石です。写真では見にくいですが、現場でよくよく見ると象に見えなくもないといった感じです。

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万年柱といった太い鍾乳石の柱があります。他のものと比べてかなり太いです。

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お釈迦様の指と海坊主です。お釈迦様の指は、下から手が伸びているような感じの鍾乳石です。海坊主はよく分かりませんでした。

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このお釈迦様の指は、西遊記の「孫悟空とお釈迦様の5本の指」を連想させてくれました。

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「クラゲの海」という場所です。石筍がクラゲのように見えます。

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「一角サイ」です。サイの頭に見えます。

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「ラクダとペンギン岩」です。砂漠と南極の組み合わせは面白いです。現実世界では動物園以外ありえない光景です。

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氷山と名付けられた場所です。成長途中の石筍でしょうか?

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天井から鍾乳石が伸びており「オーロラ」と名付けられていました。

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ここで終わりです。これ以上先は一般公開されておらず、鉄格子と南京錠で固く閉じられています。しかし別途料金でガイド付きのツアー等ならこの先に進むことができるそうです。

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鉄格子から先を撮影しました。木製の階段が地底奥深くまで続いています。光が届かない闇の世界です。なんといっても総延長が分かっているだけでも23kmを超えていますので、この先が気になるところです。ここで折り返しですので、来た道を戻ることになります。

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帰り道で「曾議室」なる場所がありました。どういう意味なんでしょうか?

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バナナ岩なるものもありました。

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正規ルートからちょっと外れたところに「ミニ迷宮探検」といった通路がありました。この通路は照明が一切なく、懐中電灯のみで進むことになります。しかしこのシステムを事前に把握していなかったため探検することができませんでした。あと、懐中電灯も故障や電池切れといった万が一のことがあってはいけないので、懐中電灯は2つ以上用意する旨の注意書きもありました。
ちょうどすれ違いに1組のカップルが出てきました。

安家洞は観光地化されている龍泉洞があまりにも有名すぎるので影が薄い存在となっていました。龍泉洞はライトアップなどの演出もあって「水と光と岩の芸術」の神秘的な鍾乳洞ですが、安家洞は迷宮探検といった冒険的な鍾乳洞になります。

龍泉洞が女神とすれば、安家洞は野獣といった感じになり、それぞれ違った特徴がありました。

これで安家洞の訪問を終え、秋田県小坂町にある「小坂レールパーク」を訪問します。小坂レールパークは、小坂鉱山の鉱山鉄道の廃線をそのまま利用したレールパークになります。


安家洞の基本情報

営業時間・・・・・9:00~16:00
入場料金・・・・・1000円(大人)、600円(子供)
その他レンタル・・・・・100円(懐中電灯)




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岩手県岩泉町にある龍泉洞(りゅうせんどう)に行ってきました。行ったのは2017年のゴールデンウィークでしたが、パソコン内を整理していたら写真が出てきましたので紹介します。途中の道の駅で1泊の車中泊をして龍泉洞に向かいましたが、まだ時間前でしたので、近くにある旧岩泉線岩泉駅(廃線・廃駅)を探索し仮眠してから向かいました。
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龍泉洞は確認されているだけでも全長3600mあり、秋芳洞・龍河洞と並ぶ「日本三大鍾乳洞」の一つになっています。また、世界屈指の透明度を誇る湧水が地底湖を形成しています。

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龍泉洞入り口になります。入場料は1000円と少々お高いですが、それなりの価値があります。自動券売機で入場券を購入。

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長命の淵です。この水を飲めば長生きするのでしょうか?洞窟内の湧水は透き通っていてきれいです。

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百閒廊下という天井が高く幅の狭い場所です。横に湧水が流れています。

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5月ですので外気温はそれほど高くありませんが、洞窟内は9.6度と10度を下回っておりひんやりします。真夏には絶好の避暑地になります。

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通路横には湧水が溢れんばかりに流れ出ていて、今も鍾乳洞内を削っているのでしょう。

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玉響の滝なる小さな滝でしょうか?龍泉洞の湧水は、透明度41.5mと世界一を誇ります。

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薄暗い洞窟がさらに続いています。異世界につながるような感じです。

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白亜の議事堂なる開けた場所です。なぜ白亜の議事堂なのか意味不明ですが、白亜紀と関係あるのでしょうか?この先には蝙蝠穴(こうもりあな)があるらしく、コウモリが出入りしているのでしょうか?

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天井部は高いですが、見た感じでは蝙蝠穴があるかどうかは確認できません。

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ヴィーナスなる怪しい額縁があります。くびれがあってヴィーナスに見えるそうです。写真からだと光の関係でよく分かりませんが、鍾乳洞内で確認すればヴィーナスに見えます。

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地蔵岩なるありがたい鍾乳石がありました。お地蔵さまに見えますね。しかし賽銭は入れず・・・・・。

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フラッシュをたかない方が幻想的です。

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音無しの滝です。鍾乳石が滝のように流れている模様になっています。まさに時間が止まって静寂だけが流れる滝ですね。

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静寂の鍾乳洞がさらに先に通じています。一面鍾乳石で覆われています。

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月宮殿という開けたエリアになります。デジカメでしたのであまりきれいに映ってませんが、ライトアップがきれいです。ここから地底湖入り口になります。

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石筍になります。たった1センチ成長するの数十年かかるといわれています。しかし滴り落ちる水滴が着実に今も石筍を成長させています。

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守り獅子になります。輪郭がはっきりと獅子になっています。

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地底湖になります。透き通った水がきれいです。それと写真では分かりませんが、スマホと思われるものが地底湖の奥に沈んでいました。誰かが落としたのでしょう。

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地底湖の底にライトが設置してあり、ドラゴンブルーが美しいです。ただ美しいのではなく、心が洗われるような神秘的な美しさを感じます。

龍泉洞の近くに、同じく鍾乳洞の安家洞があります。総延長が23,720mあり日本一長い鍾乳洞になります。しかし事前の調査不足があって訪問しませんでした。

2019年のゴールデンウィークに安家洞を訪問しました。

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